『生に涯はあれど名に涯は無し』
まずはブログのタイトルの説明からしたいと思います。
『生に涯はあれど名に涯は無し』
これは漫画『花の慶次』に出てくる奥村助右衛門という人が言った言葉です。
涯は『はて』と読みます。
『命に限りはあるけれど、名に限りはない』
ということです。ことわざに
『虎は死して皮を残し人は死して名を残す』
とあるように、名というのはその人の生き様であり生を超える業とも言える気がします。
人は遺伝子を残すようにやはりインプットされていますが、それは何も血だけでは無い気がします。
1年ほど前にイエス・キリストに実子が居たかもしれないというニュースがありました。
実際に子供が居たかは別として、いえ仮に子供が居なかったとしてイエス・キリストは遺伝子を残していないのでしょうか。
イエスは間違いなく、その遺伝子を教えという形にして、今も数億もの人たちに伝えています。
これはまさに
『生に涯はあれど名に涯は無し』
ではないでしょうか。
誤解のないように断っておくと佐々木は無宗教です。
でも、私にも同じような思いがあります。私のどこか一部に良いところがあり、その一片でも名と共に残すことが出来たら、と思うのです。
企業家風情が何を。と、お思いになるかもしれませんが、皆さんも身近で、それも企業家による
『生に涯はあれど名に涯は無し』
を体験されているはずです。
それはウォルト・ディズニーです。
これは優著であるビジョナリー・カンパニーに書かれた一節です。
『ウォルト・ディズニーの最高傑作はウォルト・ディズニー社だった』
この言葉を読んだとき、言いようの無い感動と興奮を覚えました。
ウォルト・ディズニーといえば、ミッキーマウスをはじめとする数々のアニメ、キャラクターを作り出した稀代のクリエイター兼企業家に他なりません。
巷の子供、若者、主婦、サラリーマン、ご老人
「ディズニーの最高傑作は?」
と聞けば多種多様な作品があがってくるでしょう。数々の名作があるのですから。
しかし、その名作の多くは、ウォルト・ディズニーが亡くなってからも作り出され続けています。
それを作り出しているのは
「夢と感動」
「幻想の世界」
「キラキラ光る星の魔法」
それをお客様に提供するんだ、と、本気で信じ込んでいるウォルト・ディズニー社の社員に他なりません。
そして、そのウォルト・ディズニー社を作り出したのは(言い換えればウォルト・ディズニー社の社員たちに魔法をかけたのは)ウォルト・ディズニーその人に他ならないわけです。
私は企業家ウォルト・ディズニーが天才ウォルト・ディズニーを超えた瞬間が、そして名が生を超えた業がそこにあったんだと思います。
『生に涯はあれど名に涯は無し』
間違いなく一人の企業家が成し遂げた偉業でしょう。
映画の宣伝で
『ウォルト・ディズニーが贈る』
という言葉を聴くたび、私はこの
『ウォルト・ディズニーの最高傑作はウォルト・ディズニー社だった』
『生に涯はあれど名に涯は無し』
という言葉を思い出します。
と。大層なことを書きましたが、そういう感じで
『生に涯はあれど名に涯は無し』
は座右の銘みたいなもんです。
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